歴代通算盗塁記録~成功率ランキング~ – 野球好きのブログ(仮)

歴代通算盗塁記録~成功率ランキング~

歴代通算盗塁記録~成功率ランキング~


こんにちは、超野球人です!



打者タイトルでルーキーが最も多く獲得したタイトルは本塁打王と盗塁王だそうです(それでも各々2回ずつですが…。)。他のタイトルの獲得は20世紀でしたが、盗塁王だけが21世紀に獲得されていることを考えると、盗塁王はルーキー野手でも狙いやすいタイトルではないでしょうか?
ちょっとした盗塁関連のネタでした。



さて、今回は前回の通算盗塁“数”ランキングに引き続いて盗塁“成功率“ランキングを書こうと思います。
前回が量の話で、今回は質の話と言ったところでしょうか。
通算盗塁数上位選手に絞り盗塁成功率をランキングしてみたいと思います。



昔は成功率よりも数重視でしたが、近年はセイバーメトリクス等の分析により盗塁数だけではなく、成功率も重要視されるようになってきました。
当たり前な話ですが、ランナー1塁の状況で成功すれば得点圏にランナーが進み、失敗すれば1アウトを与えてしまうわけですから成功率が高い方が当然求められますよね?

盗塁数が量、成功率が質とすれば果たして量と質は比例するのでしょうか?



では見ていきましょう!







歴代通算盗塁記録 盗塁成功率ランキング



※1941年以前の盗塁刺のデータが不明なため、呉昌征の盗塁成功率は正確に把握できていません。


ざっくり見ると盗塁数と成功率は結構比例していませんね。
トップの日本ハム・西川遥輝は数は34位ですが、まだ29歳とバリバリの現役のため盗塁数はさらに増えていく可能性は高いでしょう。
南海・広瀬叔功は量と質ともに2位と素晴らしいですね。
通算数トップの阪急・福本豊は成功率ランキングでは7位とやや落ちていますね。それでも1桁にいる時点ですごいのですが。



成績にはやはりボーダーとなるラインがあると思います。打率で言えば3割だとか投手なら防御率2点台はいい投手だとか。
では、その”盗塁成功率”のボーダーラインはどのくらいなのでしょうか?



ボーダーラインは70%?



セイバーメトリクス等の分析では、盗塁成功率の損益分岐、つまりボーダーラインは一般的に約70%と言われています。年によって変動がありますが、70%以上であれば走ったほうが良い・70%以下であれば走らないほうが良いとなりますね。



表を見ると大半の選手が成功率70%以上を達成しており、流石という感じですね!
ですが、超野球人としてはその中でも”75%”というのが1つのボーダーラインだと感じます。上位21人、約半分が75%以上の成功率を誇っています。
75%以上となると4回走って1回失敗するかもしれないくらいのイメージですが、70%となると4回走ると1回は失敗する計算になります。そういう意味ではたった5%の差でも結構変わる気がしませんか?



盗塁数が上位かつ75%以上であれば、盗塁することのメリットが高い選手であると言えるでしょう。達成者も“スピードタイプ”の選手が多いと思います。足を一番の武器としているイメージ通りではないでしょうか?



このランキングを見た感じだと、成功率75%以上であれば“盗塁が多くて上手い選手”75%~70%だと“盗塁が多い選手”と言えそうですね!



“選ばれしスピードスター” 成功率80%!



80%以上の成功率は圧倒的ですね!



盗塁成功率80%以上を記録しているのは呉昌征を含めると6人となっています。盗塁数上位者40人のうちの1割程度しか達成できていないというのはすごいことです。特に2位の広瀬から6位の木塚までの5人300盗塁以上での記録と、これだけ多くの盗塁をしている中でのこの成功率は素晴らしいですね!西川も300盗塁達成は間近ですし、成功率8割以上達成者全員が300盗塁以上になる日は近いと思います。
こうしてみると、歴代のスピードスターの中でも成功率80%というのはかなり高い壁であり、達成者の盗塁技術は桁違いだと言えます。



プロ野球の進化? 21世紀の選手のランクイン



昔の選手は成功率をあまり気にせず多く盗塁を企図し、近年の選手は盗塁数よりも成功率を重視している傾向がみられます。



現役の西川遥輝や糸井嘉男、引退していますが赤星憲広や松井稼頭央、荒木雅博など数”としてはランキング内ではそこまで多くない選手が成功率では上位にランクインしているところをみるとその傾向は間違ってないようですね。



成功率上位には上記のような21世紀以降の選手がランクインしていますが、20世紀に比べてクイックモーション等の技術が格段に向上していることを考えると、とてつもない記録だと思います!



それと同時に、データ分析による成功率の重要さの認識や映像での動きのチェック等の技術進歩を感じますね。



冒頭に述べたルーキーでの盗塁王の獲得が21世紀以降であることも以上のようなことがあったからでしょうか。



こうやってみると野球の歴史を感じられ、常に変化していっていることがわかります。こういうところもデータの面白さだと超野球人は思います!







ピックアップ選手



全選手を見ていきたいのですが、数が多すぎるため超野球人が超独断で気になる選手をピックアップしていきたいと思います!



まずは、現在暫定1位で今なお現役で活躍している西川遥輝85.8%と驚異的な成功率を誇っています。まだまだ現役なので数字に変動がありますが、素晴らしい成功率ですね!メジャー移籍の可能性もあるためこの先どうなるかわかりませんが、記録をキープできるか要注目ですね!



2位広瀬叔功も凄まじいですね!歴代2位の596盗塁を記録しながら成功率82.9%は圧巻です。盗塁に関しては数にこだわりはなく、ここぞという時に走るなどの哲学がある中でこの成功率はとてつもない記録だと言えます。現在盗塁数・成功率ともに歴代2位とハイレベルの成績を残している広瀬は“プロ野球界最高の盗塁王”と言っても良いのではないでしょうか?



4位5位松井稼頭央赤星憲広も飛び抜けています。平成で350盗塁以上・成功率80%超えを同時に達成したのはこの2人だけであり、まさに“平成のスピードスター”だと言えますね!



そして、やはり目を引くのが福本豊だと思います。成功率78.1%と優秀なものの惜しくも80%には届いていません。しかしながら、歴代1位の1065盗塁を記録した中でこの成功率はとんでもない数字ですね!
盗塁可能だと考えられる単打・四死球・二塁打数が3497で企図数が1364であったことを考えると出塁3回の内1回は盗塁していたことになります。盗塁意識が高すぎますね。
2位と倍近くの469盗塁差を付けながら、成功率7位は驚異的です。成功率等を総合したところ、広瀬は“プロ野球界最高の盗塁王”だと前述しましたが、盗塁数等を総合すると福本“プロ野球界最高の盗塁王”と言っても過言ではないと思います!同じ盗塁王でも異なるタイプで頂点を極めたこの2人はとても面白く、また偉大な選手だと再認識しますね!



そして最後に現在YouTuberとしても活躍している高木豊にも注目してみたいと思います。321盗塁を記録しているものの、成功率64.3%と低調な数字となっています。



前述のとおり、70%以下なので走らないほうが良いとされる成功率ですね。しかし、“50個アウトになってもいいから100個走れ”といった、塁に出たらとにかく走れという監督の方針があり、盗塁をしないと怒られることもあったようです。チームの方針もあったことを考慮すると、要望にはしっかりと応えているため、一概に悪いとは言えないと感じますね。



盗塁というのはベンチからのサインで走ることが多く、選手が判断して自由に走れる“グリーンライト”を与えられる選手はむしろ少ないと思います。いくら選手が、成功確率が低いと感じてもサインが出れば走らないとダメであると考えると、記録だけでは判断できない部分もあり、注意が必要ですね。盗塁って難しいプレーだと改めて実感します。



まとめ



今回は盗塁成功率について見ていきました。数と率でランキングが大きく変わるところは記録の面白い所だと思います!



2つを両立することは難しいですが、その両方を極めた選手は“レジェンド”と言っても良いと思います。



今後前人未到の盗塁成功率90%以上を記録する“究極のスピードスター”は誕生するでしょうか?期待したいですね!



今回は以上です。



ご意見・ご感想・ご質問等々あればコメントよろしくお願いします!





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