メジャー挑戦 西川遥輝 考察 – 野球好きのブログ(仮)

メジャー挑戦 西川遥輝 考察

メジャー挑戦 西川遥輝 考察


みなさまこんにちは。



ポスティング申請が12日に締切られ、メジャー挑戦の意を示した選手も出そろいました。



巨人・菅野智之、ロッテ・澤村拓一、日本ハム・有原航平、西川遥輝。



誰もが今シーズン主力として活躍した選手たちですね。



さて、今回はメジャー挑戦考察 第4弾、最後となりました日本ハム・西川遥輝について考察したいと思います。



まずは通算成績から。






通算成績



※WARに関しては、デルタ社のデータを参考にさせていただいていますが、2014年からのデータになっているため、2012年と2013年は空白にしています。




ケガによる欠場があったものの2013年からレギュラーに定着。翌2014年から全体的に見て好成績を残しています!本塁打が少ないものの比較的打率が高く、盗塁が多い、俊足巧打タイプの選手だといえますね。総合評価のWARに関しても2015年からは常に3以上を残し、一番高い年は6.0を記録するなど、安定して高水準の成績を残していると思います。



では懸念材料と好材料を基に考察してみます。



懸念材料



まずは懸念材料から。



長打が少ない



打者のタイプがありますが、長打が少ないのは大きな不安材料なのではないでしょうか?



本塁打を見てみると、通算9年間で51本、キャリアハイで10本を記録しています。どの年でも最低2本以上を打っているため、決して本塁打を打てないわけではないですが、少ない方です。長打率に関しても、通算長打率は.394、シーズンで4割以上を記録したのは規定打席に到達した7年間の内2回と、こちらに関しても高いとは言い難い成績です。



これまでメジャーに挑戦した日本人選手たちのほぼ全員が、日本時代よりも本塁打数・長打率を大きく減少する傾向があります。このケースを考えると、今の成績より減少するということになる可能性が高く、パワー不足は否めないと感じます。



特にデータ分析の進歩の速いメジャーでは選手ごとに極端な守備シフトが敷かれ、ゴロがヒットになりにくくなっています。頭を越える強い打球が打てないとそれだけで大きなハンデになりうるのです。



三振が多い







上記の表は年度ごとの打席数・三振数・三振÷打席数(K%)を表しています。



シーズン100三振以上が5回あり、100三振を切っている年も打席数が少ないですね。
K%を見ると近年はやや改善がみられるものの、決して低いわけではないことがわかります。三振に関しては、特に長距離打者に見られますが多い選手もいます。ですが、多くても良い打者は少なくないため一概に悪いものではないと思います。



しかしながら、俊足タイプの選手の利点を考えるとなるたけバットに当てる方が出塁の可能性は高くなります。そう考えると、三振の多さはウィークポイントだと感じます。



また、日本人メジャーリーガーの大半が日本時代より三振の数が増加する傾向があるため、現状よりも増える可能性を考えると厳しい状況になるのではないかと思います。



守備指標の悪化



※データはデルタ社の算出したものです。
※守備位置が定着した2015年以降のデータを表にしています。
※1000・1200は1000イニング・1200イニングに換算した数値です。




基本的にARM(送球貢献)が低くRngR(守備範囲)が良くErrR(失策抑止)がやや低い傾向となっています。ARMに関しては、ほぼどのシーズンも低い数字であり、かなりの不安材料だと感じます。RngRに関しては、俊足も相まって良い数字となっていますが、2020年は大きくマイナスを記録しています。



2019年~2020年の2年間でどの指標も大きく数字が下がっているので、かなりの改善が必要だと思います。



好材料



次に好材料を見てみましょう。



盗塁・走塁技術



※BsRのデータはデルタ社の算出したものです。
※BsRは2014年以降の成績を表にしています。




上の表はシーズンごとの盗塁数と成功率、BsR(走塁に関する総合評価指標)を示しています。



特に盗塁に関しては西川の最大の武器だといえますね!
基本的にシーズン20盗塁以上を記録し、通算では9年で287盗塁と高い数字となっています。数はもちろん、何よりも特筆すべき点は成功率です。200盗塁以上では、現在歴代最高となる.864と極めて高い成功率を残しています!



これはかなり好ポイントなのではないでしょうか?また盗塁を含めた、走塁の総合評価値を表すBsRもどの年も高水準を記録しているため、強いアピールポイントになると思います。



出塁率が高い







上記の表は、年度ごとの打席数・四球数・四球÷打席数(BB%)・出塁率を表しています。



出塁率を見てみると、どのシーズンも基本的に高く2015年以降は.360以上をマークしています。キャリアで4割以上が2回あり、2020年はキャリアハイとなる.430をマークするなど、素晴らしい成績を残しています。
通算でも.382と高い数字ですね。



四球数に関しては、2018年から3年連続で90四球以上を選んでいますし、BB%も年々高くなっており出塁能力の高さがよくわかります。この数字は、西川の打撃スタイルである“出塁に徹する”をよく表した数値で、メジャーでも武器になるのではないでしょうか?



複数のポジションを守った経験



※数字はポジションごとの守備に就いた回数を表しています。
※先発出場・途中出場などのすべてを含めています。
※指名打者はポジションではないですが今回は含めています。




キャリアの初めは内野手がメインであり、2016年まで二塁手を中心に守っていました。2015年から外野手としての起用が主になり、2018年からはセンターとして固定されています。ですが、内野手と外野手の全ポジションを守った経験があることがわかります。この経験は大きいのではないでしょうか?



正直サードやショートなどは明らかに試合数が少なく、守らなくなってからのブランクが長いなど不安要素がいくつかあります。しかしながら、メジャーでは複数のポジションを守れるユーティリティープレーヤーはかなり重宝される傾向があります。このことを考えると、ユーティリティープレーヤーも考えた上の起用もある可能性があります。場合によってはコンバートも考えられます。



現実的には厳しいかもしれませんが、レギュラー選手のケガによる離脱や休養日などで代わりに出場することは多々ありますし、このようなこともアピールポイントになるのではないでしょうか?






管理人視点の結論



ここまで、懸念材料と好材料を考察しての結論としては正直厳しいと感じました。今まで挑戦した日本人選手を考えると、メジャーのレベルはかなり高いことがわかり、その中でプレーしていくことは至難の業といっても過言ではないのではないでしょうか?しかしながら、持っている武器をしっかりとアピールできれば、メジャーのチャンスは十分あると思います。



長所を生かした起用がなされ、チームに必要とされた選手は少なくないと思います。現状ではメジャーのレギュラーは厳しいかもしれませんが、走塁や出塁能力、ユーティリティなどで出場機会を増やし、結果を残すことができればレギュラー獲得もあり得ると感じます。



まとめ



今回は日本の通算成績からいろいろと考察していきました。



いきなりレギュラーとして大活躍する可能性もあり、どうなるかは実際にプレーしてみないとわかりません。しかし、西川本人はメジャー挑戦自体に大きな価値を感じているほど強い想いがあります。どのような結果になったとしても、管理人は応援していきたいと思います!



今回でメジャー挑戦の考察は終わりです。メジャー挑戦を表明した4選手とも通用するだけの武器は持っていると思います。どの記事にも書いていますが、4選手がどのような結果になっても応援していきたいですし、活躍する姿を見たい!と強く思う今日この頃です!

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