200勝投手 – 野球好きのブログ(仮)

200勝投手

200勝投手


みなさまこんにちは、超野球人です!



本日は記録レビュー回です。
名球会入りの条件の1つであり、投手にとっての栄光、『200勝』について考察したいと思います!
200勝は近年では達成者が少なく、2000安打と比べて難易度が疑問視され、議論になることが少なくないです。



まずは200勝以上投手の勝利数ランキングから。






200勝以上勝利数ランキング



※は日米通算


ランキング内では最後に引退した選手で黒田(2017)、次いで山本昌(2015)でしょうか。

近年の選手が圧倒的に少ないことがわかります。

大きな理由としては、投手の分業制ができたことが挙げられると思います。

この影響がどのくらいあるのか見てみましょう。



登板数



まずは登板数について。



先ほどの表の登板数を見てみると、当たり前のことでありますが、勝利数の多い選手は登板数が多いことがわかります。
多くの選手が500試合以上登板しており、平均しても600試合以上です。特に上位2人は900試合以上と群を抜いています。



ここでざっと試算してみましょう。

仮に勝率が5割として、200勝を達成したとすると、200敗となります。(実際はなかなかありませんが・・・)
この時点で400登板ですね。これに勝敗が付かない試合が大体先発登板数の3~4割程度として間を取って400×1.35=540登板。これに先発登板していない試合つまり、リリーフでの登板もあることを考えると、もっと多くなりますね。
多くの選手が500登板以上ですのでこの試算で概ね合ってるでしょう。

以上から登板数は200勝達成のためのポイントだと考えられます。



先発登板数



次に先発登板数を見てみましょう。



先発登板数ランキング





先発登板数上位25人をピックアップしてみました。

5位までは250勝を超え、登板数もかなり多い選手が占めています。

分業制が一般化する前は、エースクラスの投手がより多くの試合に登板していました。かつて元中日の権藤が『権藤、権藤、雨、権藤』と評されたように、また連日のように投げまくり「ガソリンタンク」の元ネタとなった米田のように、エース投手が先発した次の日でもリリーフ登板するといった、連投も日常の光景でした。

イメージ的には、少し前までの高校野球のエース投手が当てはまると思います。

そうなると必然的に責任投手と呼ばれる、勝敗のかかる試合に登板する機会も多くなります。結果として、勝利数も増えていくことが考えられます。

しかし6位からは山本昌、三浦大輔と2000年代でも活躍した選手や、石川雅規といった現役選手の名前も出てきます。

この時代の選手たちから、登板数と先発登板数の差が明らかに少なくなっています。

このデータは、投手の分業制の影響があると思います。

分業制になると、投手の役割は大きく分けて、先発投手・中継ぎ投手・抑え投手の3つになると思います。

先発投手は先発の時、リリーフ投手はリリーフの時と役割が決まっていて、当てはまる時しか基本的に登板しません。
すると、投手は基本的にこの役割を果たしていくことになり、責任投手としての登板数も少なくなり、結果的に勝利数も増えにくいのではないでしょうか?



救助勝利



救援勝利数





救助勝利数トップ5を表にしてみました。

この表を見てみると、通算勝利数の上位選手の多くがリリーフ勝利の数も多いことがわかります。

現在でもシーズン終盤に最多勝利争いをしているときに、リリーフ登板で勝利投手となり、最多勝のタイトルを獲得するケースがあります。

今と昔はいろいろ事情が違いますが、勝利数を増やすという点で見ると救助勝利の数も大きな影響があると感じます。

また、『先発勝利』の最多は鈴木の287勝(データによると288勝)であり、先発300勝以上を記録した選手は今のところ日本球界に存在しません

『先発200勝』以上の選手も、12人しかいません

こうしてみると、分業制が主流となり先発ローテーションが組まれる現在の日本球界では『200勝』を達成者が少ないのも、うなずけると思います。






まとめ



では、このまま200勝投手はいなくなってしまうのでしょうか?

管理人は数こそ減ってしまえど、いなくなりはしないと思います。

理由の1つとしては、やはり桁外れにすごい投手というものは出てくるからです。

もう1つの理由としては、野球界は常に変化しているからです。

実は名球会が設立された当初、2000安打達成者は11人、200勝達成者は15人と、2000安打のほうが少なかったのです。

そこから、試合数の増加や投手の分業制などいろいろな変化があり、達成者数の逆転が起きたのだと思います。

現在でも、オープナーやブルペンデーといった新たな戦術が出てきています。

今のところ現実的とは言えませんが、もしこの戦術が一般的になれば、勝利投手の権利を得る回に登板するロングリリーフ投手の勝利数が大幅に増える可能性があると思います。

このように様々な変化をしていく野球界では『200勝投手がいなくなる』可能性は低いのではないかと管理人は考えています。



今回は以上です。
ご意見・ご感想・ご質問等々あればコメントよろしくお願いします!

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